村上七夕まつり

新潟県村上市

特徴・見どころ

「村上七夕まつり」は200年を超す歴史を持つお祭りです。色とりどりに飾られた七夕屋台と獅子舞が「商売繁盛、家内安全、悪魔払い」と言いながら、村上市内中心部を巡行します。賑やかな掛け声と祭り囃子に乗って、路上や各家の前で威勢の良い獅子舞が披露され、悪鬼を追い払います。

歴史

寛政7年（1795年）の触れ書きに村上の七夕祭りに関する記述があり、その頃にはすでに七夕祭りがあったようです。天保14年（1843年）の「村上年行事記録」には、7月7日に七夕屋台を持ち運び睡魔を払う「ねぶり流し」（ねぶり＝眠たい＝睡魔）を行ったという記述があります。その後、村上の七夕は、「ねぶり流し」、江戸時代に五節句の一つとして中国から伝わった「星祭り」、邪気を払って延命を願う「伊勢信仰」が結び付き、明治時代には現在のような形になったといわれています。

詳細