七夕にぴったりの五色の干菓子! 松屋藤兵衛の「珠玉 織姫」

七夕の主役・織姫は、機織りの名人。織姫が織る布は 、五色に光り輝き、見るものを幸せにしたそう。そんな七夕にいただきたいお菓子が、今回紹介する京都の和菓子屋・松屋藤兵衛の「珠玉 (たま おりひめ)」(2160円)だ。

「珠玉 織姫」は、西陣織の糸玉をかたどった美しい五色の干菓子。もともとは七夕のためにつくったわけではなく、お店の近くに西陣の守り神・今宮神社があったため、西陣らしいお菓子をというコンセプトでつくられたという。その後、「珠玉 織姫」という名前や色合いから、七夕のお菓子としても選ばれるようになったのだとか。

「珠玉 織姫」の紙箱をあけると、まずは小さな陶器のお皿が出てくる。これは糸巻きを模しているそう。つづいて木箱をのふたを取ると、色とりどりの丸い干菓子がぎっしり。よく見ると五色あり、赤は梅肉、黄は生姜、白は胡麻、青は柚子、茶は肉桂(ニッキ)と、色によって味がちがうので、一粒ずつじっくり味わってみて。味によって、触感が少しずつちがうのもおもしろい。

昔、七夕には五色の糸を供える風習があり、それが変化して今では五色の短冊を飾るようになったのだが、その「」は赤、黄、白、青、黒(茶)で、なんと「珠玉 織姫」の干菓子の色と同じだ。この「」は中国の陰陽五行説が由来となっていて、人が持つべき五徳を表しているとも言われている。「赤⇒仁」「黄⇒信」「白⇒義」「青⇒礼」「黒⇒智」といった具合だ。それぞれの色に合った願いごとを心に浮かべながら、干菓子を口にするのも風流だろう。

七夕のお菓子は期間限定商品が多いが、こちらは通年取り扱いがあるので、京都土産としても◎。

松屋藤兵衛(まつやとうべえ)
住所 京都府京都市北区紫野門前
電話番号 075-492-2850

 

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