能代七夕「天空の不夜城」
秋田県能代市
特徴・見どころ
高さ17.6メートルの灯籠と、日本一の高さを誇る高さ24.1メートルの城郭灯籠が、田楽、お囃子、太鼓とともに能代市内を練り歩きます。その姿は迫力があり、まさに圧巻です。灯籠には、能代の城主・安東愛李の生涯が描かれており、その絵巻を詠むのも楽しみのひとつ。また、祭りの前日には「こども七夕」が開催され、町内ごとにキャラクターなどをかたどった灯籠を作り、お囃子を奏でながら子どもたちが町内を練り歩きます。さらに、祭りの翌日には、灯籠上部のシャチの部分を米代川河口まで運び、川の中でシャチに火をつけて流すという行事も行われます。
歴史
古くは、太鼓、笛、田楽と呼ばれる長方形の灯籠を子どもたちが頭に乗せ、巨大な鯱を冠した城郭型の灯籠を引き回し、まち中を練り歩く七夕行事でした。灯籠の形は1830年から1844年頃に名古屋城を模した城郭型がつくられ、これが好評だったために灯籠の大型化が進められました。その後、電気の普及に伴い、電線が町中に張り巡らされ灯籠の高さが制限されるようになりました。平成24年に能代市101号線の電線が地中化されると、現在の高さ日本一の灯籠を運行できるように。能代の活力が低下してきた今だからこそ大型灯籠を復活させ、自分たちの暮らす能代を元気にしたいという住民の思いから、大型七夕が復活しました。
詳細
開催日時 | 2018年8月3日(金)4日(土) |
開催地域 | 秋田県能代市 国道101号 市役所〜通町 |
アクセス(最寄り駅) | JR五能線「能代駅」から徒歩約10分 |
問い合わせ先 | 0185-52-6344 |
公式サイト | http://www.noshiro-huyajou.jp/ |
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